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BBCの記事について翻訳

BBCが先日公開した記事「Why hasn't Japan banned child-porn comics?」の日本語訳(大意)を書きながら掲載・更新します。書きました。

議論の参考までにどうぞ。

英文記事の反応については、以下のtogetterまとめに様々な意見が寄せられています。
BBC「何故日本では“児童(チャイルド)ポルノ”漫画を禁止しないのか?」(togetter)

なお、取材を受けたクリエイション事務局の見解はこちら。
同人誌即売会が児童ポルノ関連でBBCの取材を受けてみた(togetter)

また北米(英国ではないけれど、英語圏で共通している?)での年齢の感覚については、以下の2つの記事で述べられています。

国境の向こう側とこちら側のセクシュアリティ(togetter)
インタビューを受けていた兼光ダニエル真氏のツイート

モーリー・ロバートソン氏の動画(ニコニコ生放送の録画、バンダイ・ナムコゲームス昨年のPS4のデモ用ゲーム「サマーレッスン」に対する海外の反応についての番組)内での解説
0:22:30~と1:00:00~で言及されています。


個人的には、「犯罪等、そのような行為・状況を作品中で描くこと」と「行為・状況を作品の着地点として肯定すること」は全く別の話だと考えています。

なお、このBBCの記事の筆者であるジェームズ・フレッチャー氏のプロフィールはこちら(英語)

(1/9 20:55 追記) また、このBBCの記事の取材を受けたネラ・ノッパ氏の抗議文を翻訳しました。
           併せてどうぞ。
           BBCの記事に対して、取材を受けたネラ・ノッパさんの怒りの声(とりいそぎ和訳、大意)

以下翻訳
BBCニュース 東京支局
ジェームズ・フレッチャー(James Fletcher)

日本のコミックやカートゥーン――mangaやanimeとして知られている――は、巨大な文化的産業であり、世界中に広く知れ渡っている。
しかし(そのうちの)いくらかは衝撃的なことに、明らかに性的なシナリオにおいて子供たちを扱っている。
なぜ日本はこの題材の禁止に反対しているのか?

ある日曜の午後、東京、サンシャインクリエイションが盛り上がっていた。
数千人のマンガファン――殆どが男性である――がエキシビションセンターにごった返しており、折りたたみ机の上に並べられている販売用の漫画雑誌をじっくりと眺めながら会場内で長蛇の列を作っていた。

ポスターの中にいる、妖精のような顔、牝鹿のような目のアニメのヒロインたち。
その多くは半裸であり、極端にスタイルが良く、洞窟のような空間を多種多彩に変化させていた。

「このエリアでは主に性的な創作物を扱っています」とイベント主催者の一人であるHide氏は説明する。

我々は、二人のトップレスの女の子を扱った展示に覆われている机の前で歩みを止めた。
私に目には、彼女らは10代初頭かそれ以下に見え、明らかに性的行為に関わっているような物語に写った。

いくつかの他の売り場では、同様の資料を販売していた。
それはたしかに、英国やオーストラリア、カナダでは物議をかもし、おそらくは違法であろうが、しかしここではささいなことだ。

「誰もが児童虐待は良いことではないと知っている」とHide氏は言う。
「しかし、感情のようなものを持つことは自由であり、想像上のいくつかの性的なシチュエーションにおける子供を楽しむことは禁じられていない」

彼の率直さは私を驚かせる。そして「ロリコン」――「ロリータ・コンプレックス」の略である――という、若い女の子が性的に露骨にシナリオ内で扱われているマンガの名称である言葉を紹介した。
これには近親相姦、レイプ他タブーが含まれるが、Hide氏の経験上、多くは高校でのロマンスを指す。

「私は少女の性的な創作物が好きで、ロリコンは多くの趣味の中の一つにすぎない」と彼は言う。

私は、かたわらに立つ彼の妻が、彼の「趣味」についてどう考えているかを尋ねた。
「彼女は恐らく何の心配もしていない」
彼は答える。「なぜなら彼女は少年たちがお互いに性的に愉しみあっているものが好きだからだ」

このような創作物は日本で年間3.6億36億米ドルの売上を生み出す巨大マンガ産業のごく一部である。
しかし、多くの注意や論争を引き寄せる。

2014年6月、日本の国会は実際の児童の性的虐待のイメージ(編注 画像や動画等)所持を禁止する決議を行った。
これらのイメージの生産と流通は1999年から違法になっていたが、日本はOECDの中で所持を違法としたのは最後の国だった。

この時、18歳未満に見えるキャラクター――マンガやアニメ、ゲームにおいて――の"バーチャル"性的画像/動画もまた禁止と呼びかけられていた。

しかし、議論が重ねられた後、日本の議会はこれに反対した。
この決定は特に日本国外の児童保護活動家やNGO団体群から批難を招いた。

理解のための手がかりの一つは、私と初めて会ってから数分後に、Hide氏は喜んで彼の「趣味」について私と議論をしたという事実である。

とても幼い子供を扱ったマンガは極めて不名誉な社会的評価が与えられているが、思春期の青少年を扱う扇情的な表現物はかなり興味の主流に置かれている。

日本の国会議員は大勢のマンガファン――潜在的には数百万人に及ぶであろう――を、違法な存在とすることには消極的のようだ。(*1)

Hide氏のようなファンは、彼らはただ無害なファンタジーを楽しんでいるだけだと主張している。
子供の被写体あるいは出演者はいない、と彼は言う。
「性的な題材のマンガが作られる際、児童虐待は起きていない」

しかし、ファンタジーと現実の間に明確な境界はあるのか?

東京の秋葉原地域はマンガ世界の心の故郷で、ネオンサインと騒々しいポップミュージックで耳目を圧倒する。
成人向けフロアではは18歳以上の人々の立ち入りが制限されており、Junior RapeやJapanese Pre-teen Suite(*2)のようなタイトルのマンガを見つけることは難しくない。


「人々は性的な何かによって興奮し、そしてそれに慣れる」ととある成人向けの店のカウンター裏で働くTomo氏は言う。
「だから彼らはいつもなにか新しいものを探していて、若い、幼い女性に性的に興奮する]

これは批評家の懸念だが――たとえ露骨に性的なマンガの製造に関して誰も傷つけられていないとしても、
性的虐待を常態化、促進、あるいはリスクの増加に導いてしまうかもしれない。

過激なポルノグラフィ――たびたび女性を貶める――や、若い人々を性欲の対象としてみなすことに対して見て見ぬふりをする、社会の一部として、彼女らは捉えている。

若い女の子のポップグループは成人男性の群衆に向けてパフォーマンスを行う。
そしてマンガや架空の女生徒の看板や広告はどこにでもある。

若い女性向けの書籍――Sex in the Cityや Tokyo-styleだという――で有名な作家、Lily氏は私に語る。
,彼女が学生の時分、彼女や彼女の友人に男性たちが近づき、彼女たちの靴下や下着に対して金を積んでいた、と。

「最低。変態」と彼女は言う。
思春期の性的関心を伴う魅力については、
「その力のすべては、男たち、それも強く独立した女性に嫌気のさした男たちが手に入れたいものだった」と論じる。

Lily氏の『親』の時代の家族モデル――父親が金を稼ぎ、母親が主婦として家に残る――はまだ日本を強く支配している。
しかし、日本経済の脆弱さはこの支配を男性が認識することを困難にしている。

「仕事で成功していない人は、もしかしたらロリコンマンガの幻想に逃げこんでかもしれない」

「私は嫌いだ。本当に嫌いだ。日本からこんな変態どもを置いたして欲しい、妄想の中であっても、変態どもから子供たちを引き剥がしたい」

一方、各々のビジョン、特に人々の空想について、何が「良い」か「悪い」かまで規定したり強要したりといったことに対し、政府がどれだけ踏み込むかについて懐疑的な人間も居る。

「批判のためのあらゆる理由がある、構わない」
と語るのはマンガ翻訳者であり言論の自由を唱える兼光ダニエル真だ。
「だが人々が行うかもしれないことや、考えていることを根拠に、他人を取り締まる権限を与えることはつまり、思想を取り締まることだ思想警察に他ならない(*3)」

幼い子供や近親相姦やレイプといったタブーを扱うマンガを描くクリエイターの権利のために、彼は立ち上がるだろうか?
「道のりは険しいかもしれない。しかし人々にどのように考えたら良いか、あるいは何を共有したいかを伝える権利が彼らにある」と彼は言う。
「人々の権利を侵害しない限り、空想の人生を思い描くことのどこに問題がある?」



日本と児童性的虐待記録物
・1999年、日本は児童性的虐待の画像等の製造と流通を違法とした――英国に21年も遅れてだ。
・2013年、米国位国務省は「児童ポルノの生産と人身売買のための国際的拠点」として日本を説明した。
・日本の警察の発表では、2013年に1644件の犯罪が発生していた――1999年の法施行以降、最多である。(*4)
・2014年6月、日本は児童性的虐待画像/動画の単純所持を違法とした――適用までに一年の猶予がある



秋葉原のマンガ書店の中で、児童保護活動家の金尻カズナ氏(*5)は私に、アニメやマンガよりもはるかに大きな問題であるという彼女の考えを私に示し語る。
私達はメインストリートから階段を登ると、DVDが部屋一面に陳列されている部屋に出くわした。
金尻氏は棚から一つのDVD――現実の少女を扱ったもので、5歳であると氏は言う――を取り出した。
少女は水着とはいいがたものを着て、大人が出演するポルノを真似て扇情的な姿勢をしている。
この店に置かれている他のDVDの全ては、実在する子供を被写体としたものだ。

「子どもたちにあやまりたい」と金尻氏は私に告げる。
これら「ジュニアアイドル物」と呼ばれるDVDは、1999年に児童ポルノが違法化された後に製造されるようになった。(*6)
これらは子供の性器が覆われている限り法をくぐり抜けていたが、金尻氏は、これらは2014年6月に法改正されて以降、現在では違法であると主張している。
「搾取する人々は徹底的に制裁するべきだ」と彼女は言う。
「法律では完璧に違法だが、警察は取り締まっていない」

未成年を性的なシチュエーションで取り上げるいくつかのマンガやアニメのコンテンツは、衝撃的であり注目を集るだろうが、金尻氏や、私が話をした他の活動家は、今私に伝えた事柄を、実在する子供を守るためのより重要な戦いであるとして焦点を当てている。

しかし金尻氏は、マンガやアニメの規制するための希望は捨てていないと語る。
「私は無くしたい」と氏は言う。
「2020年に、夏季オリンピックが日本で開催されるが、人々が異常な文化と呼ばないような国に日本を変えたい」

これは、マンガの支持者を強く拒絶する書き方だ。
しかし、オリンピックが近づくほど、外部の目は日本に向けられるだろうし、人々が「ウィアードジャパン(キテレツな日本)」ではなく「クールジャパン」にマンガやアニメを加えるために強い圧力が掛けられていく。

(2015年)1月8日木曜日、BBC Radio 4・Crossing Continents内のJames Fletcher's radio reportで放送。
放送後はBBC iPlayerや、BBC ワールドサービス内Assignmentで聴取可能(*16歳の年齢制限あり、英語)


*1 そんな理由ではない。詳しくは弁護士ドットコムの以下の記事を参照のこと。
  <児童ポルノ法>山田太郎議員「ネットで集めた意見」をもとに質問(参院質疑・上)
  <児童ポルノ法>山田議員「マンガ規制につながる可能性はあるか?」(参院質疑・下)

*2 このタイトルを調べたら本当に刊行されていた。興味のある方は各自検索してください。なお成人向けにつき注意。

*3 兼光ダニエル真氏の発言をうけ自主的に修正

*4 こちらも踏まえた上で、BBCの評価を判断してみてください。
イタリアのテレフォノ・アルコバレーノ社の調査においての統計(AFEE)
「世界の児童ポルノ規制、統計」資料室 #hijitsuzai #seiji

*5 氏の所属する組織については憲法食堂「ヘイトスピーチがやりすぎな件について」と中里見先生(togetter)、
   氏本人についてはエロゲ販売規制問題まとめwiki内や、「金尻和也@disca と、@wakabacci とは」 #hijitsuzai(togetter)や、
   金尻和也とわかばっち 完結編(togetter)を参照。

*6 wikipediaの記事
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