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碧志摩 メグ:志摩市の状況の整理

碧志摩 メグの件について、あまり志摩市の状況について触れられている話を(観測範囲が狭いせいか)みつけられなかったので、
備忘録として把握できる状況を書いていきます。


まず、請願書や署名を現地の海女の娘の方が送りつけた先が、志摩市役所 商工観光部 観光戦略室ですが、
この部署はどうも今年度中まで海女振興協議会の事務局が
そしてまた任期は不明ですが、協議会内の部会のひとつである、「海女文化振興の会」の事務局が、
どちらも設置されている部署になるようです。
(同じ部署の管轄ということで、「碧志摩メグ」と「しまこさん」のコラボはすぐに実現したのだと思われます)

協議会にはもうひとつ部署があり、"海女自身による海女漁の振興"の部会として、「里海を創る海女の会」が設置されています。
こちらは三重県の農林水産部 水産資源課に事務局が置かれているそうですが、
公式ホームペ―ジを見る限り、実質的な窓口は今のところ志摩市役所 農林水産部 里海推進室となっているようです。
なお、会報の担当は、その時々で事務局が設置されている部署(鳥羽市 企画財政課/志摩市 商工観光部 戦略観光室)が発行する体制のようです。

「里海を創る海女の会」では、独自のブランドである「海女もん」を商標登録し、
ネット上でも専用サイト「海の幸博物館」を設置し、販売を行っています。

ただし、「海女もん」が使用できるのは鳥羽志摩の海女・海士が現地で採取した海藻類のみを対象とし、
漁協や海女以外の者が使用を希望する場合は申請を受けて審査することになる
(会報「磯日待ちvol.4」PDFより)とのことです。
(また余談ですが、海の幸博物館では「目で見る鳥羽・志摩の海女」という、
写真を多用した海女の歴史や伝統行事などを解説したガイドブックをはじめとし、
海女に関する書籍も多数販売されています

ただし、碧志摩メグとのコラボ商品はまだ置かれていないようです。


なお、2011年の海女サミットでは里海推進室が窓口となっており、
2014年には海女振興協議会事務局(観光戦略室)が窓口になっていたようです。


志摩市役所の商工観光部と農林水産部の2つの部署が、実質的には海女振興協議会の両輪になっているわけですが、
これはおそらく、観光海女と商業海女という、二種類の海女が存在していることからそのように割り振られているのだと思われます。
志摩市のシステムや状況は不明ですが、一般には、
商業海女は漁で生計を立てておりウェットスーツを着ていて、
観光海女は観光協会に所属していれば漁をしていなくても給料をもらえる
(しまこさんや碧志摩メグのような磯着を着て人前に出る仕事をしている)
そうです。

したがって、商業海女は漁業で生計を立てる水産業であり農林水産部の管轄で、
碧志摩メグをやしまこさんのようなPRマスコットを含め、観光海女は商工観光部の管轄である、と理解できそうです。
しかし、農林水産系の「里海を創る海女の会」に、観光海女が所属しているのかどうかは不明です。
(商業海女の方々と観光海女の方々が、それぞれどのようにお互いを意識しているのかについては、
部外者には、想像してしきれるものではないでしょう)

また、先の記事で触れた祖母・母・娘の産大で海女という触れ込みの中川静香さんは、
皇學館大学時代のニュースによると商業海女だそうです。


ここで、報道された宇坪さんの発言を見返してみると、生活(あるいは命)をかけているという発言があったり、
実際の海女のきている服とは違うという、海外で報道されている文面だったりからすると、
宇坪さんのお母さんで海女の山本さんが着ているのはウェットスーツであり、どうも商業海女であるような印象を受けます。


さて、海女振興評議会に立ち戻ると、地元の海女の方々の部会である「里海を創る海女の会」を通じて現場の声を直接協議会上部に上げていけるような体制になっていると思われますが、
"宇坪さんは、外部に発表する形で、(協議会の事務局としてではなく市役所の部署として)観光戦略室に直接請願書と署名を送った"
という印象を受けるような報道のされかたをしているように感じられ、なぜそのようになっているのか(あるいは"している"のか)不思議に感じられます。

また、志摩市のウェブサイト「里海を創る海女の会」ホームページから確認できる、
里海推進室が窓口になっている 計画期間が2012~2015年の 里海創生基本計画 第3章~第4章のPDFの末尾のページには、以下の様な文言があります。

(3)地域外への情報発信の方法
○テレビや雑誌などのマスコミ、インターネットなど、多様な媒体を活用して、本市の魅力
や観光・地域情報を発信します。
○物産展などの販売機会の活用や、旅行会社やサービス業など、都市部の消費者と接点を持
つ関係者との積極的な交流を活用します。
○世界でも注目されている本市の新しい里海の創生に向けた取り組みとその成果を、積極的
に国内・国外に発信します。



部署は違えど同じ協議会の両輪ということで、碧志摩メグもまさにここに関わってくるわけですが、
「里海を創る海女の会」のTwitterアカウントでは唯一フォローをしているのがメグのみ、ツイート数は1、
公式サイトのバナーはすべて募集中という状況のようです。(ウェブ魚拓)
なお、志摩市公式サイトの企業広告スペースには、ランダムでメグのバナーが表示されます



協議会そのものの事務局は隔年交代ということで、来年から鳥羽市に事務局が置かれることになると思われますが
(冒頭の協議会の資料は昨年のもの、協議会の議員の名前は「磯日待ちvol.4」PDF二枚目で確認できます)
鳥羽市の観光課は、年内CDのデビューを目指す50代の海女さんアイドルを応援しているようです。
こちらの海女アイドルと、碧志摩メグのコラボの予定はあるのでしょうか。
もしあるなら見てみたいです。

どこ書くか迷っていたら最後になってしまいましたが、
「磯日待ち vol.3」では、平成26年3月1~2日に行われた「海女文化シンポジウム」の様子が紹介されていました。
東京海洋大学の小暮教授が戦前の海女さんの姿を鳥羽志摩の絵葉書を中心に紹介しており、
"100年も前から海女は絵葉書の対象となり注目を浴びてきた。文化や歴史を背負っている"と話している様子が紹介されていますが、
碧志摩メグもこの系譜に十分連なるものであるように思われます。


もしかしたら、報道されているよりは、志摩市の状況は複雑なのかもしれません。

参考リンク:里海を創る海女の会会報 「磯日待ち」 PDF配布ページ)
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